こんにちは。
コンサポ編集部です!
あなたは、
「絵馬ってなに?」
「お願いごとはいくつまで?」
「絵馬の正しい書き方を知りたい」
と思っていませんか?
今回はそんな絵馬のことがよくわからない人のために、「絵馬の由来」「ご利益を高める正しい絵馬の書き方」「書いた絵馬はどうなるのか」などについてまとめました。
絵馬をいつも書いている人も、書いてみようと気になっていた人も学びになる内容です。
この記事を読むと絵馬が正しく書けるようになるはず。それではさっそくご紹介していきましょう!
この記事の目次
そもそも絵馬ってなに?
絵馬とは、神社でお願いごとをしたり、お願いしたことが叶ったことへの感謝の気持ちを神さまに伝えたりするための、絵が描かれた木の板のことです。
参拝とどう違うの?
自分で神さまにお願いする「参拝」とは違い、絵馬は神主などの特別な力を持った者が神さまに代理でお願いしてくれる1つの方法です。
人の力を借りた参拝とでも言えばわかりやすいかもしれませんね。
書いた絵馬はどうなるの?
参拝者により書かれた絵馬は奉納(神さまに献上)され、約1年境内で保管された後、お焚き上げ(火をくべて燃やす)されます。
絵馬の由来
馬は古来より神さまの乗り物だと考えられていたため、歴代の天皇は祈願の際に、生きた馬を神馬(しんめ)として神さまに奉納してきました。
しかし、時代の流れにともない本物の馬ではなく木や土で作った馬で代用されるようになります。
平安時代には絵で描いた馬を奉納するように変わっていきました。
現代の絵馬のスタイル
江戸時代に絵で描く風習が広がり、現在のように個人が身近なお願いごとを書いて奉納してもらう、という絵馬のスタイルが一般的になりました。
ご利益を高める5つの書き方ポイント
ここからはご利益を高める絵馬の書き方ポイントを5つご紹介します。
ポイント① 絵馬の裏に書く
絵馬には表と裏があります。
絵が描かれているのが表、何も描かれていない裏側。願い事は裏に書くようにしましょう。
ポイント② 名前を書く
直接お願いする参拝とちがい、神さまからすると絵馬は誰のものかわからない、とされています。
本来なら名前だけでなく生年月日や住所まで書くのがいいのですが、個人情報とか怖いので、最低限名前だけは書くようにしましょう。
ポイント③ 願いの形で書く
お願いごとを書くので「~しますように」「~できますように」など、願う形で終える言葉を書きましょう。
ただし、いちばんのオススメは「~します!」と力強く言い切ってしまうこと。
神頼みではなく、神に誓うストロングスタイルの絵馬がいちばんかっこいい。
ポイント④ 明確な願いを書く
明確な願いを書くようにしましょう。例えば、出会いもないのに「今年中に結婚できますように」というお願いは遠すぎて曖昧です。
まず出会いがほしいならどんな人と出会いたいのかを考えて具体的に書きましょう。
ポイント⑤ 自分のことを書く
他人を主語にして願いごとを書くのはNGです。例えば「○○さんが私のことを好きになってくれますように」など。
絵馬に書く願いごとはあくまでも自分を主語にしてくださいね。
絵馬の取扱説明書
さいごに絵馬に関する気になる基礎知識をQ&Aでご紹介していきます。
Q1.筆記用具の指定はありますか?
ありません。何で書いても大丈夫です。
神社には必ず備え付けの筆記用具があるので、準備する必要もありません。
Q2.縦書きと横書きの指定はありますか?
特にありません。書いていて気持ちいい方向に書きましょう。
Q3.絵馬を持ち帰ってもいいですか?
奉納せずに持ち帰ってもご利益はありません。
ただし、それでも良ければ記念に持ち帰るのは問題ありません。
Q4.お願いごとはいくつも書いていいですか?
大丈夫です。
ただし、複数書く場合は、それぞれの願いすべてを先ほどの5つのポイント通りに書いてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?絵馬に関する疑問が解決できましたか?
絵馬を書くのは楽しいので、書いて終わりになりがちですが、あくまでも他力本願。
願いを叶えられるかどうかはあなた次第だということを忘れないでくださいね。
いいお参りになることを願っています。